>>443-444
ロングレンジで考えれば、日本共産党は「次の危機」を無事のりこえられるか、疑念がある。
それを考える前に、まず20世紀末におきた「前の危機」とは、ソ連共産党崩壊など東欧諸国
の共産党崩壊と冷戦終了のこと。そして21世紀中葉に発生する可能性が高い「次の危機」
とは、中国共産党政権の崩壊と、それにともなう北東アジア諸国の国際関係の激変。

日本共産党は、ソ連共産党との関係は疎遠な関係だったから、ソビエト連邦やソ連共産党が
崩壊したって、東欧諸国の共産党のような党存続の危機には直結しなかった。
しかし次に来そうな危機は、距離的にも近いし経済依存関係もずっと深い隣国の政治危機だ。

(習近平のなりふり構わぬ独裁体制強化と党員の大量逮捕は、習近平が強いからではなく、
中国共産党が統治の危機に瀕しているから。つまり国民が共産党の指導と支配にたいして
不平不満をもち従順に服従してくれなくなったことの反映です。先日も習近平暗殺未遂事件が
起きたそうだし、このまま上手く行くとは全く思えない)