小泉進次郎筆頭副幹事長「これまでの森友問題とは次元が違う話だ。与党としての自浄能力も試されている」

自民党副幹事長会議の出席者「きちんと対応しないとまずいことになる」

首相側近「政権の傷口が広がる」


森友文書「確認できず」 財務省報告 野党反発、国会空転
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00000060-san-pol

 与党内でも財務省への批判が強まっている。
自民党の二階俊博幹事長は記者会見で、財務省の説明について
「どういう理由で資料を出せないのか、ちょっと理解できない。改めて問いただしたい」と苦言を呈した。

 小泉進次郎筆頭副幹事長は党会合で「(これまでの森友問題とは)次元が違う話だ」と語った。

書き換え疑惑「問題の質が違う」…小泉進次郎氏
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00050017-yom-pol

 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書の書き換え疑惑で、
財務省が国会に報告した省内調査の状況は、
大阪地検の捜査を理由に書き換えの有無について言及を避けるなど苦しい内容に終始した。

 疑惑が長引けば安倍内閣にも深刻な打撃を与えかねないとして、政府・自民党には危機感が広がっている。

 6日午前、自民党が国会内で開いた副幹事長会議は森友問題一色となった。

 「今までの問題とは質が違う。与党としての自浄能力も試されている」

 小泉進次郎筆頭副幹事長が言及すると、他の出席者からも「きちんと対応しないとまずいことになる」との意見が飛んだ。
二階幹事長も6日の記者会見で「国会から要求された資料を出せないのは理解できない」と叱責するなど、自民党内で財務省を突き放す声が相次いだ。

財務省「塩対応」に与党内も不安 森友書き換え疑惑
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00143384-nksports-soci
 疑惑解明の見通しは立っておらず、自民党内でも、安倍政権への波及を懸念する声が出ている。

 書き換え疑惑をめぐる財務省の「塩対応」には、自民党内でも疑問視する声が出ている。
二階俊博幹事長は会見で「どんな理由で国会から要求された資料が出せないのか、理解できない。明らかにしないと国会審議が進まない」と指摘。
首相側近も「政権の傷口が広がる」と口にした。事実解明が遅れれば、麻生太郎財務相だけでなく、
森友学園と昭恵夫人の関係が指摘された安倍晋三首相の責任論にも発展しかねず、首相が受けるダメージの拡大にも不安が広がっている。

森友文書疑惑 与党からも批判
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180307-00000545-fnn-pol
財務省の対応には、自民党の二階幹事長や竹下総務会長がそろって苦言を呈するなど、
与党からも厳しい声が上がっていて、政府の立場は苦しさを増している。

野党猛反発、自民に焦り=森友疑惑の財務省対応
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00000021-jij-pol
 学校法人「森友学園」への国有地売却の決裁文書が書き換えられた疑惑に関し、財務省は「捜査中」を理由に真偽の説明を避けた。

 野党は「ゼロ回答だ」と猛反発。予算案審議が取りやめになるなど国会運営に影響が出ており、
焦燥感を募らせる自民党からは「ちょっと理解できない」(二階俊博幹事長)などと同省を突き放す発言が一斉に噴出した。

野党は「安倍1強」体制を崩す勝負どころとみており、結束は強まっている。

 裁量労働制に関する調査データに不備があった厚生労働省に続き、財務省が予算案審議の足を引っ張る形となり、
自民党には不満が募っている。二階氏が口火を切ったのに続き、竹下亘総務会長が「政府に『きちっと対応しろ』と言い続ける」と語り、
吉田博美参院幹事長も「財務省は説明責任を果たすべきだ。野党が納得いかないし、与党からもそういう声が出ている」と呼応した。

 政府側は防戦一方。菅長官は会見で「財務省が述べたことに尽きる。状況を見守りたい」と繰り返すにとどまった。