「神奈川で2議席取る」立民、参院選擁立へ着々
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180617-00050026-yom-pol

 立憲民主党が、2019年夏の参院選に向け、選挙区候補の擁立作業を着々と進めている。
野党の中では最も高い支持率を背景に、他党に先駆けて選挙準備を進め、野党共闘を主導する狙いがある。

 「野党第1党の立民が定数4(の神奈川)で1議席しか取れないようでは、政権交代を起こすなんて言えない。神奈川は2議席取らせていただく」

 立民の枝野代表は16日、横浜市内で開かれた同党衆院議員の会合でこう強調した。
立民は参院選で、改選定数が複数の選挙区では独自候補を擁立する方針だ。

 すでに枝野氏は、神奈川以外にも立民の支持層が多い北海道(改選定数3)や枝野氏の地元・埼玉(同3)、
福岡(同3)で候補を立てる意向を表明している。他の野党に先んじて作業を進めるのは、
他党の現職議員の出馬をけん制し、立民から立候補するよう誘引する思惑もあるとみられる。