自民案は何とか、まとまりそうだね


9条「必要最小限」明記が大勢=2項維持の首相案ベース―自民改憲本部
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000039-jij-pol

 自民党憲法改正推進本部(細田博之本部長)は14日午前、執行役員会を党本部で開いた。

 9条改正について、党所属議員から募集した改憲案に基づき作成した七つの条文案を示して協議。役員会では、戦力不保持を定めた2項を維持した上で「必要最小限度の実力組織を保持」などの表現を加えて自衛隊の存在を根拠づける案を推す意見が大半を占めた。

 推進本部は7案を15日の全体会合に改めて諮る。ただ、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省決裁文書改ざんの混乱も踏まえ、これまで目指してきた25日の党大会での改正条文案提示は見送る。
細田氏は役員会で、党大会での改憲の扱いについて「条文的な細かい詰めの問題ではなく、憲法改正に向かっての大きな考え方を国民や党員に問う」と述べた上で、安倍晋三首相が演説の中で方向性を示すと明らかにした。

 7案は、首相が提唱する2項維持案と石破茂元幹事長が主張する2項削除論に大別され、それぞれ5案と2案に分類される。
役員会で多数を占めたのは2項維持の5案のうちの一つで、「国民感情になじむ」などの意見が出た。