小川敏夫参議院会長が立民推しを鮮明にしたな。希望は半分に割れろとまで言ってる

小川「希望への合流は両院議員総会がではみんなが賛成ではなかった。参院議員総会でもかなり異論が出た。しかしすぐに衆院解散。
    反対していると選挙が始まってしまうタイミングを狙われた。
    前原は反共がやりたいがために野党共闘をぶち壊して自民を大勝させた」
  
小川「『民進再結集』のフジ産経の誤報後、立民の枝野さんはすぐに
    『真意とは異なる報道。選挙が終わったら元のさやに戻るという話ではない』と。危機管理がしっかりしている。
    一方の希望は何も言わないので、ズルズル報道された」

小川「希望にも無所属にも立憲にも応援に行った。民進になって、街頭演説をしてもパタリと立ち止まってもらえなくなったのが、
     立憲には集まってくれて熱い期待を感じた。希望の方は風が止った凧みたいだった」

小川「希望は半分に割れるのがいい。希望の勢力は今のまま存続しない。希望にいることに不満を持っている人もいる」

小川参議院会長インタビュー11月8日

岩上「小川さんが民進党の希望の党へのなだれ込みにストップをかけたのではないかと。
今回の選挙は改憲が大きな争点に」。小川「3分の2の阻止が最低限のラインでしたが、残念な…」。 岩上「やはり民進党が割れたのは大きかった」

小川「両院議員総会が28日。みんなが賛成ではなかった。参院議員総会でもかなり異論が出た。しかしすぐに衆院解散。
反対していると選挙が始まってしまう」。岩上「反対できないタイミングを狙った前原さんの策士ぶり」。小川「策士かどうかはわからない」

岩上「共産党を含む野党共闘ができれば逆転できたかも」。小川「去年の新潟県知事選でも勝てた。
前原さんは、共産党との協力はしたくない、でも不人気の民進党が共産党と協力しないと勝ち目がない、
というところで、(小池さんに)飛びついたのでしょう」

小川「前原さんは本当にこれで選挙勝てる、政権交代できると信じていた。僕はまずいと思った。
小池さんは国政選挙では自民党と変わらなかった。排除発言がなくても、あまり伸びなかったでしょう。
去年実績を作った野党共闘の方が勝てると思った」

岩上「『前原・小池クーデター』の中でどう感じましたか?」。小川「民進党がなくなってしまうと、あっけにとられました。
都議選で圧勝した都ファに民進党から行った議員が役職を得たりしていて、それが実例になったかも。夏前からそういう動きはあった」

岩上「合流発表後、『トロイの木馬をやるんだ』と言う人もいて、僕は絶対排除されると言ったんですが」。
小川「前原さんは希望で全員公認だと。実際には東京では先乗り組以外全員排除。そこまでされても前原さんはそんなに怒りの声をあげない」

岩上「前原さんは表も裏も反共」。小川「前原さんが共産党とお付き合いしなければいい。
でも党代表として禁止する必要はない」。岩上「理念に凝り固まるのは保守でもない」。
小川「安倍政権を倒すために共闘しようと。候補者も降ろしていただいた」

岩上「小川さんが民進党再結集を呼びかけたという報道も」。
小川「悪意を持って編集された。記者から『希望から排除された人が戻ってきたら受け入れますか?』と聞かれて、
『受け入れますよ、大きな器にしたい』と。再結集でもなんでもない」

小川「『民進党を軸に結集して、安倍政権と戦っていきたいと』と言った。民進党に戻るとは言っていない。
力を合わせましょうと。それを『民進党に結集』と話しをすり替えられた。
報道はさらに『希望の議員は選挙が終わったら民進党に戻る』と作り変えた」

小川「フジサンケイの誤報後、立憲民主党の枝野さんはすぐに
『真意とは異なる報道。選挙が終わったら元のさやに戻るという話ではない』と。危機管理がしっかりしている。
一方の希望は何も言わないので、ズルズル報道された」

岩上「選挙中は仲間の応援に」。小川「希望にも無所属にも立憲民主にも行った。
民進党になって、街頭演説をしてもパタリと立ち止まってもらえなくなったのが、
立憲民主には集まってくれて。熱い期待を感じた。希望の方は風が止った凧みたいだった」

岩上「野党はどこで割れるでしょうか」。小川「理想としては、希望の党の半分くらいから割れるのがいい。
希望の勢力が今のまま存続しますかね。希望にいることに不満を持っている人も」。
岩上「その人は民進へ?それとも立憲民主へ?」。小川「難しいですね」