森友学園への国有地売却をめぐる文書が書き換えられた疑惑で、財務省が調査の状況などを報告したが、野党側は強く反発し、予算委員会などの審議が見送られた。
財務省の対応には、与党からも厳しい声が上がっている。

財務省は6日、森友学園への国有地売却をめぐる決裁文書が書き換えられたとの疑惑を受け、国会に調査の状況などを報告した。
しかし、書き換えた文書の有無に触れていなかったことに野党側は強く反発し、参議院予算委員会などの審議は行われなかった。
これを受け野党6党は、国政調査権を行使して、関連の資料を提出するよう政府に求めることなどで一致した

立憲民主党・辻元国対委員長は「到底これは容認できないし、与党としてきょうじをお持ちなのか、疑問に感じた」と述べた。

ただ、財務省の対応には、自民党の二階幹事長や竹下総務会長がそろって苦言を呈するなど、与党からも厳しい声が上がっていて、政府の立場は苦しさを増している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00027202-houdouk-soci