江田憲司


 報道は事実です。ただし、何点か明確にしておきたいと思います。

@来年1月の通常国会から、立憲民主党と国会内で「会派」を同じくするということで、
同党に入党するわけではありません。あくまで身分は引き続き「無所属」です。
 したがって、立憲民主党の「党務」にかかわることもありませんし、
ましてやその役員等のポストに就くこともありません。

A前にも説明しましたが、「会派」は「政党」ではありません。
慣例で、あくまで国会では「会派」(グループ)単位(「政党」単位ではなく)で活動するので、
その「活動の幅」を広げるために、立憲と同じ会派を組むということです。
「会派」の人数が増えれば、委員会の長や理事のポストが増え、質問時間も長くとれるので、
国会活動がより充実したものとなります。これまで「無所属の会」は13人でしたが、
立憲と同じ会派になれば70人超となり、大幅に活動範囲が広がります。

B同じ「政党」ではなく「会派」にとどまりますが、国会内の活動で足並みを揃えていく以上、]
例えば、立憲民主党の唱える「原発ゼロ」「消費増税反対」等の基本政策では、
少なくとも一致する必要があります。

C今回の我々の判断は、昨年バラバラにされた野党を、近い将来、再び「大きな一つの塊」にし、
「自民党のライバル政党」にしていくための「大局的判断」であることをご理解いただければ幸いです。
http://www.eda-k.net/column/everyday/2018/12/1.html