昔、文春でクルーグマンとリチャード・クーが対論していた。今となっては懐かしい。
財政軽視の面で、クルーグマンがリチャードに完敗と記憶w
「資産デフレから回復しない要因」を、竹中は産業構造と金融規制が投資を妨げていると断じ、クーはバランスシート不況と定義した。
竹中の処方箋はビッグバンと全分野での規制緩和、クーの処方箋は財政出動と部分的規制緩和。
竹中=前者を担いだ人たちがクルーグマンとフリードマンをうまく利用したw
リフレ派でも財政出動に積極的な人もいるけれど、多くの場合は公務員増員や公共事業じゃなく、一律の給付や法人税などの減税に主張が偏っている。
結局は、高所得者の投資のタネ銭を増やす政策を推し、需要を直接作る政策には反対するので相容れないというケースが多い。