山本太郎の票はどこに行く東京選挙区 自民武見が落選か

「自民党の丸川、共産党の吉良佳子は情勢調査でもトップを走り、
その後を公明の山口代表、立憲民主党から出馬した元都議の塩村文夏、元朝日新聞記者の山岸一生、自民現職の武見が追う展開です。
ここまでが当選圏内で、その後を日本維新の会から出馬した音喜多駿が追い上げています」(政治ジャーナリスト)

6位のボーダーラインとされる自民の現職、武見氏を直撃すると、こう語った。

「山本太郎さんに票を入れる層は、自民党をよく思っていない方々ですから、他の方々に散らばり、私には来ないでしょう。私からすれば、かなり厳しい戦い」

 情勢を見守る自民党幹部はこう話す。

「選挙戦が近づくにつれて、現場からちょっと雰囲気が違う、これ危ないかも、というSOSが届いている。各メディアの議席予想では、前回並みかちょっと減らす程度というものが多い。
しかし、自民党だけでなく、公明党も感触がよくなく、『そっちは大丈夫ですか』と向こうの幹部から連絡がきた。
競っている選挙区で反応がよくない。統一地方選のあとで、選挙疲れもあるとは思うが、厳しいという声が想定外に多い。
参院選は17日間と長いので予想しにくいが、山本氏のれいわが自民党への批判票の受け皿となって票を伸ばすのではないか。共産、立憲も悪くないのではないか……」
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