山本太郎「目的は政権交代だ。絶対に消費税5%への引き下げを共通の政策に掲げたい。
     消費税率5%への引き下げで主要野党と合意できない場合は単独でもできるような態勢を作っておくべきだ」

共産党幹部「立民は参院選はれいわ新選組に支持層を奪われたこともあって伸びを欠き、
      比例の得票数は2017年衆院選から300万票以上減らした。枝野氏の統一会派打診は埋没への危機感から決断したのではないか」

立民の両院議員総会の出席議員「統一会派は立憲のコアな支持層が離れる」

立民・有田芳生参院議員「率直に言って唐突だ」

国民・原口一博国対委員長「失望を隠せない」

国民党関係「路線対立が解けなかった旧民主党に戻るだけだ」

れいわ・山本代表、次期衆院選、自公幹部地盤からの出馬模索
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000572-san-pol
 れいわ新選組の山本太郎代表は5日、BS−TBS番組に出演し、
次期衆院選で自身が出馬する選挙区について「自分というカードを最大化できる効果的な使い方をしたい」と述べ、
自民、公明両党幹部が地盤とする選挙区からの出馬を模索していることを明らかにした。

 次期衆院選に向けた野党連携のあり方については「目的は政権交代だ。絶対に消費税5%への引き下げを共通の政策に掲げたい」と述べた。
消費税率5%への引き下げで主要野党と合意できない場合は「単独でもできるような態勢を作っておくべきだ」とも語った。

 一方、小池都知事が任期満了を迎える来年夏の都知事選への出馬の可能性についても「排除しない」と述べた。 

山本太郎代表、候補者調整に柔軟 次期衆院選、消費減税で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000171-kyodonews-pol
 同時に自らが立候補する小選挙区に関し「10くらい候補がある。(対立候補が)自民党だけでなく、公明党のところもある。妄想を楽しんでいる」と述べ、
菅官房長官ら有力政治家の選挙区を検討しているとした。

立憲、国民に衆院統一会派打診「与党に対抗、強力な構えを」調整難航も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000082-mai-pol
立憲、国民とも先の参院選で2議席を獲得したれいわ新選組の登場で、存在感低下に危機感があるのは同じだ。

「独自路線」に壁、共闘で活路=確執依然、成否は不透明−立憲
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190806-00000019-jij-pol
 立憲民主党の枝野代表が国民民主党などに立憲の衆院会派への入会を打診したのは、
先の参院選で結党以来の勢いに陰りが見え、従来の「独自路線」に行き詰まりを感じたためだ。

 憲法改正をめぐり自民党が国民民主の取り込みを画策していることへの懸念や、
傘下労組の「股裂き」に苦しむ連合の意向もあったとみられる。ただ、両党間には感情的な確執があり、先行きは不透明だ。

 「秋の臨時国会に向け、主戦場である衆院でより大きな構えをつくって論戦力を高めたい」。
枝野氏は5日、国民民主の玉木代表と国会内で会談後、記者団に方針転換の理由を語った。

 立憲は先の通常国会で、野党第1党として与党との駆け引きを主導したが、「対案路線」を掲げる国民民主と足並みの乱れが目立った。
参院選比例代表の統一名簿構想も拒否。立憲単独で政権批判票の受け皿になろうとした。

 だが、参院選はれいわ新選組に支持層を奪われたこともあって伸びを欠き、比例の得票数は2017年衆院選から300万票以上減らした。
「埋没への危機感から決断したのではないか」。共産党幹部は枝野氏の心境をこう推測する。

 参院選で立憲は、国民民主幹部が立った静岡選挙区に「刺客」候補を送り込むなどし、強い反発を買った。
枝野氏が立憲・国民民主の一本化をまず衆院で提案したのは、参院は野党間のあつれきが大き過ぎると判断したためとみられる。

 突然の提案に、立憲内にも戸惑いが広がる。関係者によると、両院議員総会で枝野氏に対し、
出席者から「立憲のコアな支持層が離れる」と危惧する声が上がった。同党の有田参院議員はツイッターに「率直に言って唐突だ」と書き込んだ。

 一方の国民民主は臨時役員会で、衆参ともに統一会派の結成を求めることを決めた
ただ、枝野氏が立憲会派への合流を主張したり、「原発ゼロ」など立憲の政策をのむことを事実上の条件としたりしたことに不満が強く、
原口国対委員長はツイッターで「失望を隠せない」と批判。党関係者は「路線対立が解けなかった旧民主党に戻るだけだ」と冷ややかに語った。