これか

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190806/k00/00m/010/220000c

 国民民主党の玉木雄一郎代表は6日、立憲民主党から打診された衆院の統一会派結成に関し、衆参両院での結成を立憲に求めたことを明らかにした。
広島市内で記者団の質問に答えた。
しかし、立憲は参院の対応に関しては態度を保留しており、両党の溝が早くも表面化した格好だ。
国民は5日、立憲からの打診を受け、急きょ開いた執行役員会で、衆参両院での統一会派結成を求めることを申し合わせた。平野博文幹事長は同日、立憲の福山哲郎幹事長に電話で役員会の意向を伝えたが、福山氏は聞き置くにとどめた。

 玉木氏は6日、統一会派の結成について「立憲からの返答を待って速やかに(党内)議論を進めたい」と記者団に強調。秋の臨時国会の前に党の結論を得る考えを示した。
立憲の枝野幸男代表は同日、国民の要求に対し「途中経過でさまざまなことを申し上げることは避けるべきだ」と述べるにとどめた。

 立憲は統一会派について「立憲会派への参加」の形を取り、立憲の政策への理解と協力を求めている。
国民内からは反発が出ているが、枝野氏は6日、記者団に「これが我が党として今できる最大限のことだ」と述べるなど譲歩しない構えだ。
玉木氏は「(立憲と政策で)それほど大きな差は感じない。問題ない」と述べ、党内の理解を得たい考えを示した。