道議会自民党は意見集約できず… IR誘致の是非 翼賛の追及に非難の声 北海道

北海道ニュースUHB 11/26(火) 17:04配信

結局、結論は持ち越されました。

カジノを含む統合型リゾート=IRの誘致の是非をめぐり、
道議会最大会派の自民党・道民会議は25日に続き、会合を開きましたが、
意見のとりまとめはできませんでした。

道議会本会議のあと、自民党・道民会議のIR検討調査会は25日に続いて全体会議を行いました。

初めて出席した土屋副知事から費用や環境への影響を聞き取ったあと、
それぞれの議員が意見を述べました。

IRについては横浜市と大阪市はほぼ確定とされますが、
残り一枠では北海道が手を挙げるべきか議論が続いています。
道税収好転のための切り札となるIRですが、都市間競争の色彩には馴染まないため、
もう数枠増やすべきであり、過去の翼賛による追及に非難の声が上がっています。

結局、道民会議は結論を出すことはできず、
憲法改正加速決議などで決められる政治を進める自民系知事を支える立場として、
鈴木知事に恥をかかせたくないとしています。
その鈴木知事は…。

鈴木直道知事:「北海道の将来にとって何が大切かという視点に立って、
プラスマイナス両面を勘案のうえ、
IR誘致に挑戦するかしないかは東京都とも相談して来年中に判断したい」