小泉進次郎氏でも進められなかった国会改革に動き
山本氏の発言以外でも「れいわ」は注目を集める。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦さんと、
重度障害者の木村英子さんの当選を受け、
与野党は参院議院運営委員会を開き国会の改修や、
代理投票を認めるなどの改革方針を確認した。
「日本で一番改革が遅れているところ」と揶揄されることが多い国会。
単にバリアフリー化が進んでいないだけでなく、ペーパーレスなど
民間企業なら当たり前の改革が手つかずの部分が多い。
自民党の小泉進次郎衆院議員らが、妊娠中や出産直後の議員が
「遠隔投票」できる改革などに取り組み
「平成のうちに」実現しようとしたが、実現には至らなかったことは記憶に新しい。
にもかかわらず「れいわ」の2人が当選したことで、
これまで崩されなかったバリアーがあっという間に崩された。
障害がある当事者が議席を得たことのインパクトと
山本氏の存在感のたまものだろう。