非公式会談は、立民の福山、国民の平野両幹事長が同席し、東京都内のホテルで約3時間行われた。
合意にあたって障害となっている懸案について、着地点を探る狙いがあった。しかし、関係者によると、
立民が「吸収合併」を主張したのに対し、国民が「対等合併」を求め、協議はまとまらなかった。

 両党は今後も非公式会談を重ね、党首会談による正式合意につなげるというシナリオを描く。ただ、
立民ができるだけ早期の決着を目指す一方で、国民は必ずしも合意を急いでいない。