0266無党派さん (ワッチョイ 6555-klkx [220.100.118.9])
2020/01/24(金) 20:55:42.13ID:hQyJI/zH0「唯我独尊」とは、ただ我々人間のみが果たしうる尊い使命、崇高なたった一つの目的を持っている、という意味です。
何の為に生まれてきたのか
何の為に仕事をして生きているのか
苦しくても生きねばならないのはなぜか
人生の目的を教えられたのが、お釈迦さまであり、仏教なのです。
すべての人には尊い目的がある。ここから仏教の平等思想が出ています。
お釈迦さまは2600年前に「万人は平等なり」と仰っています。
お釈迦さまがおられた当時のインドでは、バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラといわれる、厳しい社会の階級(カースト制度)がありました。
バラモン(僧侶)とクシャトリヤ(王族)は、ほとんど、同等の貴い身分とされていましたが、ヴァイシャ(一般庶民)はそれらに対して婚姻はもちろん、交際から職業の自由までも禁じられていました。
シュードラ(奴隷)にいたっては、直接それらと言葉も交わすことができないという、虫けら同然にみなされていました。
そのカースト制度の中にありながらお釈迦さまが身分制度を打ち破って、どんな人も尊い目的を果たす為に人間に生まれてきたのだと、すべての人は平等であると仰ったのが「天上天下 唯我独尊」のお言葉なのです。