平野博文幹事長は総会で「頭を下げてでも立憲に交渉継続をお願いする」と述べたが、
立憲側は立憲を存続政党とすることなどを盛り込んだ10項目の確認事項は譲らない方針。
立憲、国民両党は21日に立憲と国民の両代表か幹事長の間で会談する見通しだが、立憲
幹部は国民の協議継続方針について「相手のことを全然考えていない」とあきれ、
「『引き続き協議』みたいな、ぬるい結論なら会う必要はないかもしれない」と突き放した。
枝野幸男代表は19日の講演で「別の党として最大限連携し、将来連立政権を組むことで
問題ない」と指摘しており、合流にこだわらない姿勢もちらつかせている。

 ただ、そもそもは枝野氏が国民との合流について、期限を区切ったことで、野党間の
足並みの乱れが露呈し、亀裂を深めた。立憲内でも「予見可能性をどこまで持っていたのか」
(中堅議員)と枝野氏ら執行部の見通しの甘さを指摘する声も上がっている。

立憲との合流協議、継続方針を確認 国民両院総会 あきれる立憲幹部
https://mainichi.jp/articles/20200120/k00/00m/010/290000c