津村が余計なことをしなければクーデター成功の可能性もあった…?


国民民主の両院議員総会 津村副代表がツイッターで自爆し紛糾
https://mainichi.jp/articles/20200121/k00/00m/010/219000c

20日夜の国民民主党の両院議員総会は、約4時間にわたって議論が紛糾した。要因の一つは、
合流推進派の津村啓介副代表が開会直前に、自身のツイッターアカウントに総会で提出予定の
「合流を求める決議案」の画像を投稿したことだった。

津村氏は20日午後5時半ごろに「まもなく両院議員総会。仲間たちとともに決議案を提出します」
とツイート。早期の「基本合意」を求める決議案の画像も添付した。総会中に慎重派の議員がこの
ツイートを発見し、出席者が「これは何だ!」と追及を始めると「雰囲気がガラリと変わった」(国民幹部)。

 その後、決議案を議題に取り上げるかの議論が続く展開に。途中から役員も発言可能とされると、
原口一博国対委員長が執行部席から議員席側に移動。津村氏に同調していると目されていた原口氏が
「津村さんが言っていることは、代表が進めている交渉を否定するものではない。採決する必要は
ないのではないか」と発言した。柳田稔両院議員総会長が「原口さんは(決議案の提出者として)
署名されているが、取り下げたということでいいのか」と指摘するなど、「推進派が分裂したと思われて、
劣勢が決定的となった」(推進派議員)という。

 結局、「決議案を採決するかどうかの採決」が挙手で行われ、賛成19、反対28、棄権6で否決された。
津村氏は総会後、記者団に「合流が否定されたものでもなく、(推進派と慎重派の)双方党内コミュニケ
ーションが進んだと前向きに捉えている」と語った。【遠藤修平】