ほう 仲間割れか

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200221/k00/00m/010/138000c

自民党の望月義夫衆院議員の死去に伴う4月の衆院静岡4区補欠選挙について、立憲民主党県連代表の佐々木隆博衆院議員は19日、党常任幹事会後の記者会見で、野党統一候補の決定にはまず国民民主党と共産党の合意が必要との認識を示した。
国民民主党県連は、立憲民主が野党統一候補として元東京都議の新人、田中健氏(42)の支援を組織決定することが最優先との立場で、認識の違いが浮き彫りになった。

佐々木代表は記者会見で、1月下旬に統一候補の条件として「他党の了解が得られること」を国民側に示し、共産党と話し合うよう求めたと説明した。
「国民からできるだけ早くちゃんとした返事をもらいたい。何も報告がない中で動きようがない」と述べた。

 国民県連は3月7日の県連大会までに、野党統一候補として田中氏の推薦決定を目指すとしている。
立憲の枝野幸男代表は「既に候補者の名前を挙げている各党が調整し、一本化した方を応援したい」との認識を示しているが、佐々木代表は国民と共産の協議が決裂した場合、独自候補擁立の選択肢も残っているとした。