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古田氏リード、江崎氏追う 岐阜県知事選、本紙情勢調査
https://www.chunichi.co.jp/article/187076

今月二十四日に投開票される岐阜県知事選について、中日新聞社は十七日、県内の有権者を対象とした世論調査を行い、取材を加味して情勢を探った。いずれも無所属の四人の争いで、五選を目指す現職の古田肇氏(73)がリードし、新人の元内閣府大臣官房審議官、江崎禎英(よしひで)氏(56)が追う展開。新人で新日本婦人の会県本部会長の稲垣豊子氏(69)=共産推薦=、新人で元県職員の新田雄司氏(36)は苦しい戦い。
 ただ、有権者の約三割が投票する候補者をまだ決めておらず、今後、情勢が変化する可能性がある。
 知事選を巡っては、自民党県連の国会議員の大半や県議らが古田氏を推し、県議の半数が江崎氏を支持し、党県連が分裂。一九六六(昭和四十一)年九月以来、五十四年ぶりの「保守分裂選挙」となっている。