『もっと沢山の税金や社会保険料納めたい!』
このような願望をお持ちの方など、いらっしゃるはずがありません
しかし、どこかの誰かに今以上のご負担を、お願いする必要があるのは間違いありません
少なくとも私は、MMT論者・信者ではありません
資源国家ではなく内需国家の日本が、これ以上の円安状態になると、一体どうなって
しまうのでしょうか?
ありとあらゆる物の値段が上がり、一般庶民の生活は更に苦しいものとなり、今以上に
少子化が進んでしまうでしょう
円高状態を解消するための為替介入と、円安状態を解消するための為替介入は、
真逆の事を行います
日本が無限に外貨準備高(米ドル札・米国債)を用意することなど、絶対に不可能です
今現在の日本の円安状態は、日米の政策金利の差の影響によるところもあるでしょう
しかし、今以上に日本政府が政策金利を引き上げると、ますます景気が冷え込んでしまうでしょう

日本の人口が増加すれば、必然的に税収や社会保険料の総納付額も増えるのです
人口が増加すれば、必然的に今以上に物が沢山売れるようになるのです
企業の利益が増えれば、必然的に株価が上昇して、増配される可能性も上がるのです
つまり、富の再分配を実施すれば、既得権益側の富裕層の方達にも、多大なメリットが
発生するのです

物品税を導入して、高級腕時計や貴金属・高級車に重税を課すべきです
人よりも沢山納税をしたくないのであれば、高級品を購入しなければいいのです
誰も富裕層の皆様方に、高級品を購入してくださいとは頼んでおりません
所有者が減れば減る程、自己顕示欲を満たすために高級品を欲しがる人はより増えるでしょう
高級品が一切売れなくなる日は、絶対に来ないでしょう
そもそも、人手が不足しているのですから、生活必需品以外の製造や販売に携わる人が
いなくなっても、誰も困らないでしょう
仕事自体は介護でも宅配でも農業でも林業でも路線バスの運転手でも、他に沢山あります

本年度から、森林環境税が導入・徴収される事となりました
為政者の皆様方は、本気で100年後に地球の平均気温が2.3度上昇することを
危惧されておられるのでしょうか?
それならば、無駄に多くの二酸化炭素を排出する高級スポーツカーや別荘の購入時に、
重税を課せばいいのです