長崎補選は、立憲と維新が一騎打ちを繰り広げている。自民不在の中「牙城」である離島票も狙うが、自民支持者の中には白票で抵抗しようとの動きも・・・

18日午後、対馬市の商業施設前。維新候補の演説に、自民党員の60代男性が耳を傾けていた。保守派を自負し維新に考えが近い。それでも「知らない名前を書く気にはなれない」と言って、静かに立ち去った。
立憲候補は五島市にいた。離島で人脈を広げてきたが、壱岐市議補選では支援候補が敗北し弱さが露呈した。自民関係者は「簡単には切り崩せない」とほくそ笑む。