80年代のメタルブームが過ぎ去っても、需要に合うアルバムを作れば、
ヨーロッパのようにチャートが戻るし、期待されているバンドのカラーを
再現すれば、ラットのように以前のファンが戻って買っている。

問題はアルバムイメージを決める一曲目とかにあるかもしれない。
ヨーロッパは前作、一曲目が良かったし、ラットもそうだったから。

ラウドネスが今回、こけたのは、一曲目が期待されているバンドのカラー
にはそぐわなかったからかもしれない。もしかしたら、ラウドネスの場合、
以前のようにポップ&様式美を再現しないとファンは戻らないかもしれない。

新しいラウドネスは、受け入れられなかった、という回答だろう。それと、
技巧的なソロをフューチャーした曲がなかったのが敗因かもしれない。
今は中年になっている元ギターキッズの購買欲を刺激するアルバムをラウドネスは
作らないといけないと思う。