当時のヘビーロックの象徴であったスラッシュメタル勢がメタリカが突破口となりメインストリームに躍り出たのは痛快だったがコレはLAメタルを代表とする本来のメインストリームであるバンドが元気だったからでありヘビーでダーク一色なシーンが健全な筈は無い。
これが90年年代でその象徴がパンテラだった。
シーンを引っ張るべきモトリーやスキッドロウなんかがああいったアルバムを出したのも拍車をかけたしプリーストやメイデンも絶対的ヴォーカリストが脱退するんだからメタルが低迷するのは至極当然。
その後トップに躍り出るスリップノットにも受け継がれて大衆性のある産業ロック系バンドの出る幕は無かった。
影響無くトップに君臨出来たのは別格な存在だったエアロスミスぐらいのものだったと思う。