「あれは平日の仕事前、早朝5時に蒸気サウナ室に一人で入ったときのことです。初老男性から『最近、暑いですね』と声をかけられたんです。相槌を打つと『お子さんは元気か?』と聞いてくる。

もしかして週末に妻や子どもと来ているのを知ってるのかな、なんて思いながら『そうですね、まあ』なんて答えたら、突然、耳元で『大きくしてあげようか』と言ってきたんです。
僕は会社の人から“噂”を耳にしていたので『ついに来たか…』と思いながらも『そういうの、いいんで』と言って立ち去りました。60〜70代くらいの白髪の方で、こんなご年齢の方でもそういうことを言うんだなと思いましたけどね」

こうした“迷惑行為”には、鹿児島県公衆浴場業生活衛生同業組合の永用八郎副理事長も頭を抱えていた。

「鹿児島市内には太陽さんも含め40軒もの銭湯があるが、サウナがないのはそのうちの4軒だけ。それ以外はほぼサウナ付きなんです。わかってないだけで他の店舗でもそういう行為はあったのかもしれないが、太陽さんは階段をあがった“死角”に蒸気サウナがあり、不適切な行為をしやすかったんだろう。
かれこれ10年くらい前からこういう客が来て困ってるということは聞いていた。一般のお客さんからしたら、そんなのを見たり、声をかけられたりしたら不愉快だし、はっきり言って営業妨害ですよ」

前出のスタッフもこううなずく。

「『不適切な行為はやめてほしい』といった内容の張り紙を何回かしました。それでも改善しないので、『××行為やめて』と、かなり強い文言の張り紙をしたこともあります。
すると今度は店にLGBTの団体を名乗る方から、張り紙についてクレームのお電話をいただいたり、無言電話が立て続いたり、法務局の人権擁護の関係者が店に来て『この内容はちょっと…』というようなご指摘を受けたこともありました。店としてはゲイ差別をしている訳ではない。みんなが安心して利用できるようにしたかっただけなのに…」

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