これはかつてインタビューでも答えた通りだが、オタクというのはアニメに毒されていて、人間の本来もっと複雑であるはずの感情が極度に簡略化され、「喜怒哀楽」の四種類しかない、と考えるしかない。
彼らは絶えずどれかに当てはめるしかしないのだ。
この場合だと、喜でも哀でも楽でもないから、怒だ!とね。
これが恐らく、宮台真司の言う「感情の劣化」なのだろう。
感情に階層がなく、極端なのだ。
ましてやその理由なんか考えない。自分の感情の裏付けをしない。

僕はこんなオタクどもの存在自体が本当に恐ろしい。
感情のままに行動するのだから、どんな狼藉や、あるいは犯罪を犯すか解らない。
そして、アニメはこのまま人間をどんどん劣化させる装置のままであり続けるのだろうか?
眩暈がするほどの絶望感に襲われる。

山本寛オフィシャルブログ ー オタクは感情がおかしい
https://ameblo.jp/kanku0901/entry-12576029811.html