「金盗まれた」仲間割れで発覚?42歳市議の女ら“コロナ詐欺”疑い 被害額十数億円か


去年2月ごろ、容疑者の1人が警察に「吉羽容疑者に1億数千万円を盗まれた」と相談、
窃盗事件として捜査するなかで今回の詐欺事件が浮上したといいます。

悪用されたというのは、新型コロナの影響で業績が悪化した医療機関への公的融資制度です。
吉羽容疑者ら(捜査関係者よると):「融資を受けたうちの半額を自分たちに『仲介手数料』として支払えば返済不要になる」
警察によりますと、吉羽容疑者ら5人はおととし、大阪府堺市の福祉施設に対して仲介すると偽り、1億2000万円の融資のうち約6000万円をだまし取ったとされます。