憲法の重要な争点は9条で、この分野は東大憲法学は当初から一貫して完全敗北しておるのだから、学問というコップの中、「象牙の塔」の内側の問題としては大問題だろうが、社会においては実害はない。一方で著名な「8月革命説」は東大憲法学が誇る巨大な金字塔なのだが、こちらは実社会において何ら影響力のない、たんに視点を与えるための「ためにする議論」であって、やはり実社会において実害はない。