結局東京大学法学部というのは、世界に類例をみない、おかしな法律議論を延々とくりかえしてきたおかしな組織であり、社会の法理を科学的に分析することもなく、また現実の法律にさしたる影響をあたえることもなく、日本の立法過程に重要な貢献をすることもない、存在意義のよく分からない教育機関として戦後80年、経営されつづけてきた組織だということにすぎないわけである。