2016年7月、神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を殺害した罪などに問われた男の裁判員裁判が8日に始まり、男は起訴内容を認めた。横浜地裁前から中継。

裁判は25分遅れで始まったが、津久井やまゆり園の元職員・植松聖被告は「皆さんに深くお詫び申し上げます」と話した後、暴れ出したため、裁判は休廷した。

起訴状によると、植松被告は2016年7月、津久井やまゆり園で入所者19人を殺害し、26人に重軽傷を負わせた殺人などの罪に問われている。

初公判で起訴内容について問われた植松被告は、起訴内容については認めた。

津久井やまゆり園・入倉かおる園長「ご遺族と同じ空間にいて、犯人に被告に向き合うということが、その現実そのものをしっかりと受け止めなくてはいけないと思っている」

植松被告は事件当時から一貫して障害者を差別する主張を繰り返している。