でわ、「見ること」が出来なければ、あとは認識手段としてどのようなものがあるか?
例えば、「ある一定の空間だけが周りの空間と温度が違う」ということがあるかもしれない
つまり、直接見えはしなくとも、その空間に見えない“何か”が潜んでいるということである
それが幽霊ではないのか? となるわけだ  でも、ここでも「物理」の壁が立ちはだかる・・

「周りの空間と温度が違う」・・ 
でわ、「温度」とは何か? それはとどのつまり、「物質」の分子の振動の度合いである
つまりは、やはり前提として「物質」でなければ「温度」の概念は適用されないわけだ
だが幽霊は「非物質」であるから、そこから「温度」が発せられることはない

このように、幽霊は「物理的」には「見ること」も出来なければ「温度」を発することも出来ない・・
とどのつまり、人間がその存在を「物理的」に認識する術がないのである・・・