>>196
ダイユウサクの有馬は、(後ろにいるのが不利になるのかという意味で)全くスローではない。
3、4着の上がりが36秒以上掛かっている。

94秋天は上位の馬のほとんどが34秒台。だから後ろから差すのは難しい。レースの性質が全く違う。

着差はどんなレースでも意味はある。中身の重要性はレースの性質によって異なるが。

スローは着差が付きにくい、というのは半分正しくて、半分は間違っている。
本当に正しい言い方は、スローの終盤において着差は付きにくい。(離しにくく、縮めにくい)

だから、スローで先行していて終盤であまり引き離されなかった、というレース内容だと
上位とタイム差が小さくても自慢できない。

94秋天のネイチャは、スローからペースアップした終盤において差を詰めて上位と小差なのだから
これは自慢していい。

チトセオーは94春と94秋とでかなり強さが違うよ。宝塚の頃はg3レベルにしかない。

それと、一瞬しか脚が使えない馬が、仕掛ける前に不利を受けて仕掛けが遅れたというのは
不利にならない場合もある。これの見極めは割と上級者向け。

しかし、秋天のチトセオーはスパートして、残り200m付近で挟まれて後退してるので
これは完全に不利になるよ。