齋藤選手は、暫定の処分を受け入れてすでに選手村を出ているということですが、JOCに対しドーピングをしていないと話しているということです。

齋藤選手は、JOCを通じて「このような検査結果が出たことに大変驚いている。自らの意志で何らかの薬物を摂取したという事実はありません。
けがをしたときや体調を崩したときの薬は事前に専門家に相談していたし、日常の食事や飲み物にも気をつけていた。この薬を使用するメリットも動機も私にはない。
偶発的に起きた出来事により、無自覚のまま口に入ってしまったものだとしか考えられない」とコメントしています。

齋藤団長は「このような事態に至ったことは極めて残念だ。暫定的に資格停止を受け入れるほかに選択しがなく、苦渋の選択だった。
ドーピング違反の有無は、大会終了後に審議されるので、本人の意思を尊重し、日本スケート連盟とも協力しながら今後しっかりと取り組んで参りたい」と話していました。