外国人技能実習生として来日した中国人女性(29)が、
「実習先の農家でセクハラを受け、適切な賃金の支払いもなかった」
として、茨城県の実習先農家の親子や、実習生の受け入れ監理団体
(茨城県守谷市)に対して、慰謝料300万円と未払い賃金183万円の
支払いなどを求める訴訟を水戸地裁に起こした。

会見には、この実習生女性から相談を受け、女性を支援している
監理団体職員の男性(42)も同席。男性は「良心が耐えられないと
女性を支援したら、監理団体に脅され、解雇された」として、
女性と一緒に、解雇無効や賃金支払いを求めて監理団体を訴えている。

大葉生産農家と雇用契約を結んで働き始めたが、この農家経営者の
父から、身体を触られるなどのセクハラを受けるようになった。
女性は来日する際、借金をして出国費用や保証金など約120万円を
本国の送り出し機関に支払っており、借金の保証人となった親に迷惑が
かけられないと思って、当初はしぶしぶセクハラを我慢していたという。

ところが、セクハラを隠蔽しよう とした監理団体側から、黙っておくよう恫喝を受けたという。
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