>>106
キタサンがある程度速い、強いのは、体の大きさがあるから。形や動きの質は優れていない。

馬が進む大きさはピッチ×ストライドなので、体が大きくストライドがあれば、ピッチがある程度鈍くても他より速く走ることは出来る。

>大きいから緩慢だとも言えるし、緩慢だけど大きいからそこそこ強かったとも言える。
と最初からこう書いている。

俺は全て完璧である、史上最高のものと比べるので、普通のGTレベルなら欠点ばかりだと言うよ。
キタサンは、動きは普通のGTレベルにもないと思うが、体の大きさがあるのでそれより強い。
体が大きいから強いというのはその部分だけ見れば正しい。

キタサンの動きの欠点で大きく目に付くのは、トモの位置が低い?ことかな。蹴るときに、トモの位置はもっと高い
所から胴体を押し出さないとダメ。キタサンは蹴る力が弱くてなんかグニャっとしている。他、胴体の伸縮力とか可動域とか
全て物足りない。


馬の走りは、最終的には蹄が地面に力を伝えて推進力を作るのだけど、その蹄を動かすための動力は
より体の中心に近いトモや肩、それより中心にある背中や腰(胴体)の動きによって作り出される。

優れた動きであるためは、胴体の伸縮力の大きさや、胴体が丸まったり反ったりすることによる推進力の方向の変化が重要になる。

https://search.yahoo.co.jp/image/search?fr=top_ga1_sa&;p=%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3&oq=%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3&ei=UTF-8&b=21
このタイミングでは、股関節の可動域が大きいから後ろ脚を大きく蹴って伸ばすことが出来る。
背中や腰が大きく反るから、後ろ足を大きく蹴っていても前半身を高く保って、前方に前脚を伸ばすことができる。
前脚は肩の付け根からスムーズに繰り出されるから、後ろから来たエネルギーがロスなく前方に伝わる。

胴体の伸縮と、それにつながった股関節、肩関節、脚の動きの連動が動きの質、能力そのものである。
ナリタブライアンは、世界のサラブレッドの歴史上でも最も優れた動きをしている馬の1頭だよ。