>>184
例えば、パーソロンの子で種牡馬として一定の評価を上げた馬はルドルフを除くとサクラショウリ、メジロアサマ、ベストブラッドの3頭がいる

この3頭の主な活躍馬をあげていくと、
サクラショウリ→サクラスターオー(弥生賞・皐月賞・菊花賞)、サクラトモエオー(ジュニアC)、イイデシビア(デイリー杯2差歳S2着)、イチヨシロマン(クローバー賞)など
メジロアサマ→メジロティターン(天皇賞)、メジロカーラ(桜花賞2着)、コンコーディア(東海スプリント特別)など
ベストブラッド→サザンフィーバー(ジュニアC)、ホワイトアロー(中山金杯)、リバルドサキ(小倉2歳S2着)など

ね?
菊花賞馬や天皇賞馬もいるが全体的に見ると、スタミナに傾いているというよりも完全にスピードに傾いているでしょ?
これらのパーソロン系に共通していたのは、“仕上がりが速くて”距離にある程度の融通性があったということだ
当時の血統本を読むと、パーソロンの見出しには必ず『仕上がりが早くて2歳戦や3歳戦に強いスピード血統』という文言が書かれてあったんだよ