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●森と内田&石原の利権関連● …都庁職員1

現在、練馬区長を務める前川燿男氏は東京都庁に34年間勤め、
知事本部長、知事本局長(現・政策企画局長)などを歴任、
2005年7月に退職、その後、同年9月に東京ガス執行役員に“天下り”している。

しかも、退職した05年は東京都が東京ガスと豊洲の用地買収について話し合いをしていた時期であり、
前川氏はその責任者の一人だった。

そもそも、豊洲新市場の土地は東京ガスのガス製造工場の跡地であり、
2001年1月には土壌から基準値を大きく上回る猛毒のシアンなどが検出されていた。
にもかかわらず東京都は同年12月に築地市場の豊洲移転を決定。

02年には都と東京ガスなどの地権者らが豊洲移転を最終合意し、
東京ガスと購入価格などの協議をはじめている。

都の責任者のひとりだった前川氏が、偶然にも都を退職するや否や東京ガスに天下り。
──これでは、東京ガスに利益を与えた見返りに、
執行役員として天下ったのだと見られてもおかしくはないだろう。

だが、こうした都職員の“癒着”の疑いは、前川氏だけに限らない。
実際、豊洲新市場の工事を受注した企業17社に、東京都職員のOBがなんと64人も在籍している。