大体がノーザンテーストやサンデーサイレンスは骨格が華奢で、平坦馬場で軽斤量の
日本競馬向きだった。
そういう日本競馬の安楽な条件にはまり過ぎて、日本競馬の進歩を遅らせた面も大きい。
坂が貧弱で芝の軽い高速馬場や軽斤量の条件から脱して、大きな坂を設けて斤量を欧州レベルに
近づけようという気持ちが低下してしまった。
サンデー導入でレベルは上がったかに見えるが、凱旋門やキングジョージ、愛チャン、
インターナショナルステークスなど大きな目標は却って遠ざかったというか、
それらとの距離が固定化されてしまったような。