中内田厩舎の看板馬が総じてトライアルホースだという声が出てるが、
トライアルホースとかの言葉が生まれる背景には日本競馬の構造的な仕組みがある。
日本の三才馬はクラシック以外ではレースで56k以下の斤量しか経験しておらず、
本番で1−3k斤量が増えるだけで大幅にパフォーマンスが落ちてしまう馬が多い。
それは日本の新馬戦の斤量が軽めに設定されてることも大きい。
欧州のクラシックの場合は、2000ギニーや1000ギニー以前にクラシックの斤量以上を
経験してる馬が多いので、斤量増で番狂わせが起きることが先ずない。
日本の場合はトライアル=斤量軽いということでギャンブル性を高めてる。