コパノリッキー誕生には、逸話がありまして、オーナーのDr.コパこと小林祥晃氏がT
witterで披露してくださっています。

彼の母コパノニキータという馬は、1歳時に脚が曲がっていて売れないと判断されて処分
される予定でした。ですが、この時に彼女を買い取って救ったのが、後にリッキーのオー
ナーとなる小林祥晃氏です。価格はわずか10万円、サラブレッドとしては信じられない
ぐらいの安さです。彼女はデビューしてからも心房細動で命の危機に陥りますが、中央競
馬で22戦3勝の成績を上げて繁殖入りを果たしました。10万円の購入金額に対して獲
得賞金は3795万円、オーナーとしてはこの時点で十分お買い得な結果になったと言え
るでしょう。そして、2010年に生まれた第3仔がリッキーでした。