唸る様な手応えで坂路を駆け上がるセラピア

終い11.5に纏めて全くバテずに余力残し

父は怪物オルフェーヴル、母ララアは米G1馬。全姉サラスはマーメイドSを制しており血統は文句なし。
この馬も昨年は既走馬相手のデビュー戦を快勝して、直後にフローラSへ挑戦(14着)したほど陣営の期待も大きかった。

「あの時は2戦目やったから。輸送は全く心配していない。とにかく能力は絶対あります。1600メートルもいい」と師も力を込める。
前走の走破タイム1分45秒3は今年の全場芝1800メートル戦最速で、時計勝負も望むところ。「やっと能力だけ走れるようになった。いきなりのG1でどれくらい走れるか」。強豪相手に、前々から粘り込むシーンも十分ありそうだ。