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何と言っても今回の勝利は、福永祐一騎手の冷静な手綱さばきに依るところが大きい。
スタート後に内のポジションを取ることだけに意識を集中し、ゴーサインもギリギリのタイミングまで待つことができた。
あれ以上遅ければ前を捕まえられなかったし、あれ以上早ければ後ろにやられていたかもしれない。
2007年の安田記念にて、安藤勝己騎手がダイワメジャーに乗って、最後の直線に向いて、手応え十分の中、
待って待って追い出して、ゴール前でコンゴウリキシオーを捕らえたあのレースを思い出した。
前を見ながら後ろにも目が付いているような、離見の見のような神騎乗であった。