強い「キズナ」に導かれ・・・憧れの牧場で女性騎乗スタッフが奮闘 競走馬の成長見守る(鳥取・伯耆町)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c5dab7d50c3a707b90932826c16efec9cc810ed

日本一の競走馬を次々と育てる鳥取県伯耆町の育成牧場大山ヒルズで奮闘するただ一人の女性騎乗スタッフがいます。
元気な笑顔の奥には、夢を叶えたいという強い思いと『絆』がありました。
大山の麓・伯耆町にある競走馬の育成牧場・大山ヒルズ。約20人の男性スタッフが働いている中で・・・いました!
一際小さな体で競走馬の世話をするのが、住中 凛さん。働き始めて半年、まだ19歳です。

大山ヒルズ・住中 凛さん「毎日楽しいです。馬に乗れるので」
男性スタッフ「やる気がでますね。職場が明るくなります。」
先輩スタッフ「年より扱いされて、気を遣われます。がんばってますよヘコタレナイ(笑)」
住中さん「へこたれていたらきりがないです。」

大阪府出身の住中さんが大山で働くを決めたのには・・・あることをきっかけにした強い意思から紡がれた『絆』がありました。
大山ヒルズ・住中 凜さん「キズナがきっかけなんで、ノースヒルズに入りたいと思ってそれで育成牧場がここにあるって」

2013年、ホースマンの夢・日本ダービーで大山ヒルズで育った競走馬・キズナが優勝。
実況「キズナ捉えた。大外キズナ、キズナ勝ったぁ!」
このレースをテレビで観戦していた住中さんは、キズナに一目ぼれ。しかし翌年、キズナはレース中に骨折、長期離脱を余儀なくされました。
当時中学一年生だった住中さんはこの時、人生を変えるある行動に出ます。

大山ヒルズ・住中 凜さん「お守りを届けに。玄関にかけてますって、言おうと思ったけど、たまたま齋藤さんがいらして・・・。」
ケガをしていたキズナを励まそうと・・・。突然・・・いわゆるアポなしで大山ヒルズを訪れました。
大山ヒルズ・齋藤 慎GM「びっくりした。覚えていますよ。一人で来るんだもん。まさか本当に入社するとはね。」
高校卒業後、北海道にある調教スタッフの育成施設で1年間学び、そして今年春念願の大山ヒルズに就職しました。

https://amd.c.yimg.jp/amd/20200911-00000008-tsk-000-1-thumb.jpg