青森の岩場に木造船、山形では転覆状態で漂流
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171128-OYT1T50063.html

 青森県佐井村で岩場に乗り上げている木造船が見つかり、青森海上保安部は28日午前9時半頃、
同村の佐井漁港にえい航した。

 青森海保と県警が調査を始めたが、船内に人影はないという。

 青森海保によると、船は27日に同村の海岸近くで見つかった。日本海側の各地に相次いで漂着している船と
形が酷似していることから、船は北朝鮮籍の可能性があるとみられる。

 一方、山形県鶴岡市の鼠ヶ関港沖約20キロの海上では28日午前8時35分頃、木造船が転覆した状態で漂流しているのを、
付近で漁をしていた人が発見し、酒田海上保安部に通報した。

 酒田海保によると、船の大半が浸水している状態で漂流し、周辺で人影は確認されていないという。
酒田海保は船の引き揚げを検討している。