>>718

>阿南氏は日本の警察の発表すら信じず、拉致事件そのものが疑わしいと言っている

担当者にすっとぼけられたらお手上げw

拉致事件を放置した政治家・外務省・言論人

まずは外務省から見てみよう。結論を先に言えば、外務省には国交交渉再開だけが
目標であって、拉致問題の解決など眼中になかったことは明らかである。
 拉致被害者の家族で最も早く外務省に陳情に行ったのは、ヨーロッパから拉致
された有本恵子さんの両親だった。昭和六十三年秋、外務省を訪ねたところ、
対応したアジア局北東アジア課の事務官は、「日朝交渉のじゃまになるから
騒がないでほしい」と話したという(佐藤勝巳『日本外交はなぜ朝鮮半島に弱いのか』)。
 当時はまだ拉致問題への関心がほとんどなかった時期ではある。しかし、
横田めぐみさんの拉致事件が明るみに出た平成九年二月以降もこの姿勢は
変わらなかった。この年の五月、政府は横田さんのケースも含めて
「七件十人」が北朝鮮に拉致されたと認定したが、その五ヶ月後の平成九年十月、
阿南惟茂アジア局長(当時・現中国大使)は新聞記者との懇談でこう話している。