『トリスタンとイゾルデ』は中世の叙事詩で、後にワグナーが楽劇化した。
主君の妻となるべき女性イゾルデを愛してしまった騎士トリスタン。
二人は愛を確認し逢瀬を重ねるが、眠る二人の間には抜き身の剣が置かれていた。

剣によって間を隔てるのは、二人の間が清く潔癖であることを示す。