【社説】中国がまたも一方的に約束を破棄、韓国政府は中国を代弁…韓国国民を軽んじるな
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/14/2020111480004.html

 今年初め、武漢発のコロナが中国で流行するや、大多数の国が中国人の入国を禁止した。「感染源の遮断」が防疫の第1原則だからだ。
韓国国内でも、遮断すべきという専門家や国民の要求が降り注いだが、文在寅(ムン・ジェイン)政権は最後まで目を背けた。
むしろ、大統領は習近平に電話をして「中国の困難はわれわれの困難」と言った。
ところが中国は3月に外国人の入国を禁止するに当たり、韓国にほのめかしもしなかった。
「外交よりも重要なのは防疫」だと、訓戒まで行った。そのときも、韓国政府は「中国の措置は世界に向けたもの」だとして擁護した。
反面、日本が外国人の入国禁止を行うと「真意が疑わしい」「非科学的、非友好的」と非難した。

11日から、中国へ行く韓国国民は自費およそ40万ウォンを投じてコロナ検査を2度受けなければならないが、
韓国に来る中国人は無料検査を受けている。にもかかわらず、韓国政府は「おかしくはない」という。

 この政府は中国の前に立ちさえすると「ネコの前のネズミ」になる。