性犯罪は他人の視線から支配される
常に視線を意識する
視線がなくなったら性犯罪なんて成立しないからだ
完全に遮断することで神経回路を切断する

震えだす、人間の言語は思ったより繊細に出来ている
外部からの視線がなくなると体が動かなくなる
体の動きと言語は互いに連動している
視線がなくなり → 体が停止し → 言語を失う

統合を失った状態、しかし神経はホメオスタシスを
働かせようとするので、嘘でも何でも良いので何らかの
繋がりを必要とする、事実との齟齬が生じて情緒が安定
しなくなる、幼児退行を起こすことがある

安定させるために同調しようとする、他者と呼吸を合わせる
切断された外部からの視線と、事実との不一致による不安を
同調によって補おうとする、軽度の人格崩壊を起こすことがある
自我の喪失かあるいは自己に固着する、パラノイア発症

不安定が耐えられなくなった神経同士の繋がりは
何でも良いので言語を獲得して他人と繋がろうとする
ただし度重なる切断により鬱に近い状態になる
皮膚感覚が敏感になる

言語の喪失が深刻な状態だと察知すると、非常事態だと認識し、
この場にいたくない気分になり離れようとする、あるいは
エネミーだと認定し排除しようとする、残された神経は
原始的な反応しか残っていないので生命維持に関わるような
爬虫類のように反射的な行動を取る、会話が完全に通じない
危険状態に陥るが認めたがらない