西洋の保守主義が保守すべき対象は(人為の産物である)国家よりも上位の価値としての宗教=キリスト教だから(それが「信仰」だったり「教会」だったりは教派によるが)
日本の場合は人間が神になるとかいう傲慢な宗教観だし宗教=現人神=国家だから宗教保守が簡単に単なる国家社会主義へと回収されるし
だから西洋において宗教へのアンチテーゼとして出てきた国民国家やナショナリズムのような左翼思想を信奉する西部邁一派みたいな奴らが保守を名乗れる

バークだって単なる歴史主義・個別主義というわけではなくキリスト教という普遍的価値への信仰が基盤にあるのは無視して日本に輸入しようとするし
一方ではニーチェを称えながら一方ではバークを称えるとか訳の分からんことやってるのが日本の保守()