月様 「やれ」
金融機関 「な、なにをどうやればいいニカ?」

8.8兆円の経済対策 金融界に「適時支援」要請=文大統領
ソース https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200406003700882?section=news

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6日、予定していた首席秘書官・
補佐官会議を取りやめ、金融機関の代表らと懇談会を開いた。文大統領は「積極的な金融が
企業や自営業者を助けられる」として、「対策を用意したが、施行が適時適所に行われることが
重要だ」と強調し、新型コロナウイルスの感染拡大による景気への影響を最小限に抑えるため、
政府が投入を決めた100兆ウォン(約8兆8800億円)の迅速な執行を促した。

 懇談会には銀行連合会長のほか金融持ち株会社、国策銀行、政策金融機関の代表らが
出席した。

 文大統領は「直撃を受けた小規模事業者や自営業者が融資を受けることに依然として多くの
困難がある」として、「積極的に資金を供給する過程で意図していない過失があるかもしれないが、
故意がなければ機関や個人に責任を問うことはない」として、「この点は明確に約束する」と強調した。
銀行の窓口など現場の融資担当者に最大限の権限を与え、融資実行の速度を上げたい狙いと
みられる。
 また、現在の状況を打開するためには金融界の積極的な態度と協力が切実に求められるとの
認識も背景にあるようだ。

 文大統領は先月19日、社会的弱者などを支援するため、50兆ウォン規模の「国民生活・
金融安定パッケージプログラム」を発表。同24日には資金規模を倍増し、100兆ウォン規模の
企業支援の緊急資金投入を決めた。

 問題は新型コロナウイルスの影響を受けた企業が金融融資を受けることは困難との声が出ている
ことだ。中小企業や自営業者などは今月1日から金融会社に元金の返済満期延長や利子の
返済猶予を申請している。だが、政府が支援する融資のうち、満期が3年と最も長い経営安定
資金の融資に申請が殺到し、手続きに時間がかかるなど、政府が発表した緊急対策の効果を
体感することは難しいとの指摘が出ている。