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1002コメント185KB
ハンJいじめられっ子部
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0001マンセー名無しさん
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2020/04/15(水) 14:39:36.12ID:vlDiMxGk
いじめられっ子集まれーo(^o^)o
0851マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:32:52.05ID:RPDeUs6P
 オレは女に視線を戻す。
0852マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:33:10.23ID:RPDeUs6P
 女は髪が雪の様に白いミディアムヘアで肩に髪がかかるくらい。
0853マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:33:28.60ID:RPDeUs6P
 整った目鼻立ちで、瞳は吸い込まれそうなサファイアブルー。
0854マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:33:46.66ID:RPDeUs6P
 耳に蒼い滴の形をした透明なクリスタルのピアスを付けて、風でピアスが小さく揺れている。
0855マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:34:05.58ID:RPDeUs6P
 服は長袖の青コットンのロリータクラシックドレスで黒いショートブーツを履いている。
0856マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:34:24.00ID:RPDeUs6P
 女の髪が風で優しく靡く。
0857マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:34:42.38ID:RPDeUs6P
 女はオレの顔を不思議そうに覗き込み、両手を腰に当てて不気味に歯を見せて笑った。
0858マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:35:00.97ID:RPDeUs6P
「うわっ!」
オレは驚いて慌てて上半身を起こす。葉っぱデザインの薄い毛布がオレの上半身からずり落ちる。
0859マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:35:19.38ID:RPDeUs6P
 どうやら、オレは大きな切り株の上で寝ていたらしい。木の香りがする。振り向くと木の枕がある。
0860マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:35:37.44ID:RPDeUs6P
 なんだ、この枕。不思議に思い木の枕を人差指で触ってみると、意外にふわふわで柔らかい。
0861マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:35:55.36ID:RPDeUs6P
 人差指を離すと風船の様にゆっくりと膨らんで面白い。
0862マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:36:14.67ID:RPDeUs6P
 その時、頭痛がしてオレは顔をしかめて額を手で押さえる。
0863マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:36:33.34ID:RPDeUs6P
「うっ」
気分が悪くて吐きそうだ。
0864マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:36:51.24ID:RPDeUs6P
 頭痛を訴えるようにオレは女を見上げて睨み据える。
0865マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:37:09.70ID:RPDeUs6P
 女は腕の前で両手を組み、勝ち誇ったように仁王立ちして喉の奥で笑っている。
0866マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:37:29.16ID:RPDeUs6P
「オーヴに選ばれし者にしては、まだまだ力の使い方がなっておらんの。お前はあれから二時間も気を失っておったんじゃ。無理もないわい」
0867マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:37:47.67ID:RPDeUs6P
 女はやれやれと肩を竦める。
0868マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:38:05.95ID:RPDeUs6P
 オレ額を手で押さえて顔をしかめながら女を睨み据える。
0869マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:38:24.15ID:RPDeUs6P
「あんた誰だよ?」
0870マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:38:42.27ID:RPDeUs6P
 オレは頭痛で額に変な汗が滲む。
0871マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:39:00.38ID:RPDeUs6P
 女は馬鹿にしたように胸の前で両手を組んだまま、鼻と喉を鳴らして笑う。
0872マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:39:18.41ID:RPDeUs6P
「お前を助けたじゃろ? 忘れたか? フフフフッ」
0873マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:39:36.75ID:RPDeUs6P
 女は不気味に喉の奥で笑う。
0874マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:39:54.86ID:RPDeUs6P
 オレは頭痛の痛みを紛らわすために額を掌で叩く。
0875マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:40:13.01ID:RPDeUs6P
「……白いドラゴンか? お前、人間に姿を変えたのか? 冗談だろ」
0876マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:40:32.73ID:RPDeUs6P
 頭痛が治まり、オレは切り株の上に胡坐をかいて、太ももの上に肘を突いて頬杖を突き鼻で笑う。
0877マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:40:50.75ID:RPDeUs6P
 額を掌で叩きながら。
0878マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:41:09.02ID:RPDeUs6P
 女は両手を腰に当てて得意げに頷く。
0879マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:41:27.63ID:RPDeUs6P
「そうじゃ。それより、切り株ベッドの寝心地はどうじゃ? 木の枕も最高じゃろ?」
0880マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:41:46.24ID:RPDeUs6P
 女は頭の後ろで手を組んで、木の枕に顎をしゃくる。
0881マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:42:05.34ID:RPDeUs6P
 オレは腕が痒くなり、腕をぽりぽりと掻く。
0882マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:42:24.35ID:RPDeUs6P
 ふと腕の掠り傷が治っていることに気付き、腕の掠り傷があったところをまじまじと見つめる。
0883マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:42:42.52ID:RPDeUs6P
 傷が嘘の様にまるでない。
0884マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:43:01.55ID:RPDeUs6P
「あれ、傷が治ってる。どうなってんだ?」
0885マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:43:20.24ID:RPDeUs6P
 首を傾げて毛布を捲ると、太ももの掠り傷も治っている。
0886マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:43:37.82ID:RPDeUs6P
 唸りながらシャツを捲って脇腹を見ると、脇腹の傷も治っている。
0887マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:43:56.23ID:RPDeUs6P
 これも、こいつの力なのか? オレは胸のクリスタルを掌に乗せて、そのままクリスタルを握り締める。
0888マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:44:14.30ID:RPDeUs6P
 女が俯いて顎に手を当てて顎を擦っている。
0889マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:44:32.49ID:RPDeUs6P
「あの子たちのことじゃが……野営地で頑丈な檻に監禁されておる。警備も厳しい。迂闊には手を出せん」
0890マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:44:51.86ID:RPDeUs6P
 気まずそうに女はオレから顔を背け、オレに横目で瞬きしながら人差指で頬を掻いている。
0891マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:45:11.26ID:RPDeUs6P
 ま、まさか、ミサとネロのことか? さっき夢で見た。
0892マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:45:29.78ID:RPDeUs6P
「な、なんだって!? どういうことだよ!?」
0893マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:45:48.70ID:RPDeUs6P
 あんたは何もしないで戻って来たのかよ。
0894マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:46:07.93ID:RPDeUs6P
 こうしている間にもミサとネロはなぁ!
0895マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:46:25.77ID:RPDeUs6P
 オレは怒りが込み上げ、拳を握り締める。
0896マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:46:43.71ID:RPDeUs6P
 拳で切り株ベッドを叩き、オレは歯を食いしばって女を睨み据える。
0897マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:47:02.55ID:RPDeUs6P
 女は頭の後ろで手を組み、木のテーブルの上に乗っている土鍋に顎をしゃくる。
0898マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:47:22.02ID:RPDeUs6P
「それより、腹が減っておるじゃろ? キノコカレー食うか? 美味いぞ?」
0899マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:47:40.57ID:RPDeUs6P
 女は鼻歌を歌いながらオレの傍までやってきて、オレに微笑んで手を差し伸べる。
0900マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:47:59.45ID:RPDeUs6P
 オレは女の手を払いのけて女の襟首を掴み、女に顔を近づけて女を睨み据える。
0901マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:48:17.49ID:RPDeUs6P
「なんでミサとネロを助けなかった!? お前なら助けられただろ!? ミサとネロはな、オレの大事な幼馴染なんだよ!」
0902マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:48:36.54ID:RPDeUs6P
 その時、オレのお腹の虫が盛大に鳴り、オレは参ったとばかりに腹を手で押さえる。
0903マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:48:55.70ID:RPDeUs6P
 女も負けじと胸の前で両手を組んでオレを睨み据え、馬鹿にしたように鼻と喉を鳴らして笑う。
0904マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:49:14.39ID:RPDeUs6P
「助けてやったのに、その態度はなかろう? それとも、あのままお前は滝に落ちていたらどうなっていた? 言っておくが、わらわはお前をオーヴの主に認めたわけではない。わらわは、お前がオーヴの持ち主に相応しいか試しておるんじゃ。わかるか? そのオーブは使い方を間違えれば世界が滅ぶ品じゃ」
0905マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:49:17.96ID:t0uXvrW/
ウラー、ウラー、さっさと埋めろw
0906マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:49:34.55ID:RPDeUs6P
 女は挑発するように腕を組んだまま胸のクリスタルを指さす。
0907マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:49:53.16ID:RPDeUs6P
 オレは乱暴に女の襟首を掴んだ手を離して、女から顔を背けて舌打ちする。
0908マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:50:11.46ID:RPDeUs6P
「腹が減った。キノコカレー食わせろ、美味いんだろ? 聞きたいことが山ほどあるんだ。食ったら聞かせてもらうぞ」
0909マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:50:30.59ID:RPDeUs6P
 オレは切り株ベッドから立ち上がると、両手をポケットに突っこんで大股で木のテーブルに向かう。
0910マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:50:49.21ID:RPDeUs6P
 女はオレの背後で嬉しそうに咳払いをする。
0911マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:51:07.73ID:RPDeUs6P
「わかればよろしい。答えられる範囲で答えようぞ。ではでは、キノコカレー召し上がるとよい」
0912マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:51:18.82ID:GBBMwbKS
がんばれ♥
0913マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:51:26.37ID:RPDeUs6P
 女は小走りでオレを追い越し、木のテーブルに置いてある土鍋の蓋を両手で取り、蓋を引っくり返して木のテーブルの上に置く。
0914マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:51:26.35ID:GBBMwbKS
がんばれ♥
0915マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:51:45.02ID:RPDeUs6P
 土鍋の蓋が暑かったのか、「あちぃ!」と叫んで、手首を押さえて掌に息を何度も吹き、手首を振ったり手を必死に冷ましている。
0916マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:52:03.01ID:RPDeUs6P
 土鍋の傍には木のコップと魔法瓶が置いてる。
0917マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:52:22.35ID:RPDeUs6P
 土鍋のキノコカレーから湯気が盛大に上がって、美味しそうなキノコカレーの匂いが漂う。
0918マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:52:40.46ID:RPDeUs6P
 オレは片手の掌を木のテーブルに突いて、キノコカレーの匂いを嗅ぐ。
0919マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:52:58.26ID:RPDeUs6P
「おっ、美味そうじゃん」
0920マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:53:16.19ID:RPDeUs6P
 オレは股を広げて木の丸椅子にどかっと座る。
0921マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:53:34.26ID:RPDeUs6P
 キノコカレーを見て生唾を飲み込んで喉を鳴らし、口許に垂れた涎を手で拭う。
0922マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:53:52.64ID:RPDeUs6P
 キノコカレーはジャガイモ、ニンジン、タマネギ、一口サイズの肉? たぶん、これがキノコなんだろ。
0923マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:54:10.99ID:RPDeUs6P
 さらに挽肉、ナス、トウモロコシ、ルーの上にちょこんと四角いバターが添えられている。
0924マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:54:30.05ID:RPDeUs6P
 食欲をそそる野菜たっぷりのカレーだ。
0925マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:54:48.65ID:RPDeUs6P
「いただきます!」と、オレは手を合わせて、スプーン置きに置かれた木のスプーンを左手で握る。
0926マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:55:08.46ID:RPDeUs6P
 まずは気になった一口サイズのキノコを木のスプーンに乗せて食べてみる。
0927マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:55:27.13ID:RPDeUs6P
 キノコは肉厚で弾力があり、少し甘味がある不思議な味だった。肉の食感に似ている。
0928マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:55:45.36ID:RPDeUs6P
 オレはキノコを飲み込んだ後、あまりの美味さに呻った。
0929マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:56:03.29ID:RPDeUs6P
「このキノコうめぇ!」
0930マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:56:22.00ID:RPDeUs6P
 オレは木のスプーンを忙しなく動かして、キノコカレーを口に運ぶ。
0931マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:56:40.02ID:RPDeUs6P
 勢いよくキノコカレーを食ったため、ルーを飲み込んだ後に喉を詰まらせ咽る。
0932マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:56:59.12ID:RPDeUs6P
 女がオレの背中を優しく擦る。
0933マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:57:09.24ID:Ils8S0PC
埋めガイジ、朝までに何スレ埋められるかな?🤗
0934マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:57:17.28ID:RPDeUs6P
「なんじゃ。もっとゆっくり食べんか。ほれ、これを飲め」
0935マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:57:35.00ID:RPDeUs6P
 女が魔法瓶を取って木のコップにオレンジ色の液体を注いで、オレにオレンジ色の液体が注がれた木のコップを差し出す。
0936マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:57:53.11ID:RPDeUs6P
 オレは思わず木のコップの中身を見る。
0937マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:58:11.15ID:RPDeUs6P
 オレンジ色の液体で、明らかに水じゃなかった。
0938マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:58:29.90ID:RPDeUs6P
 訝しげに首を傾げるも、オレは眉根を寄せて匂いを嗅いでオレンジ色の液体を恐る恐る口に運ぶ。
0939マンセー名無しさん
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2020/09/14(月) 23:58:47.78ID:RPDeUs6P
 喉を鳴らして一口飲む。ん? オレは首を傾げる。
0940マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:59:06.03ID:RPDeUs6P
 あまりにも冷たくて美味くて、ごくごくと喉を鳴らして飲み干す。
0941マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:59:24.81ID:RPDeUs6P
 オレは木のコップを勢いよく置く。
0942マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/14(月) 23:59:43.12ID:RPDeUs6P
「ぷは〜! なんだこれ、美味いじゃねぇか! ジュースか?」
0943マンセー名無しさん
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2020/09/15(火) 00:00:02.27ID:D66ZJ8S3
 オレは口許を手で拭いながら顔を上げて、隣で腰に手を当てて立つ女に訊く。
0944マンセー名無しさん
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2020/09/15(火) 00:00:20.65ID:D66ZJ8S3
 女が勝ち誇ったように、オレの肩に手を載せる。
0945マンセー名無しさん
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2020/09/15(火) 00:00:40.35ID:D66ZJ8S3
「リップルの実の果汁ジュースじゃ。フルーティで甘味と少し酸味があって美味いじゃろ?」
0946マンセー名無しさん
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2020/09/15(火) 00:00:58.68ID:D66ZJ8S3
 女がポケットからなにやら取り出し、掌に乗った小さなみずみずしい桃色の実を自慢げにオレに見せる。
0947マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/15(火) 00:01:17.51ID:D66ZJ8S3
「これがリップルの実じゃ」と言って、小さな桃色の実をオレに突きつける。
0948マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/15(火) 00:01:36.55ID:D66ZJ8S3
 オレは女の掌から乱暴に桃色の実を取って、茎を摘まんでまじまじと見つめる。
0949マンセー名無しさん
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2020/09/15(火) 00:01:55.97ID:D66ZJ8S3
「こんなに小さいのか!? リップルの実ってのは」
0950マンセー名無しさん
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2020/09/15(火) 00:02:14.63ID:D66ZJ8S3
 オレはリップルの実を見ながら感心して頷き、顎に手を当てて擦りながら「なるほど」と呻る。
0951マンセー名無しさん
垢版 |
2020/09/15(火) 00:02:34.07ID:D66ZJ8S3
 オレは横目で女を見る。
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。

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